🎒ランドセルの色でいじめられる?元小学校教員に聞いた学校での実情
- 7月20日
- 読了時間: 10分
こんにちは。ランドセル専門店 kodomoni.🎒のマツコです。
ランドセルを選ぶ時、「この色を選んで、学校でからかわれない?」「高学年になったら嫌にならない?」「この機能がないと困るのでは?」と心配になる方は多いと思います。
今回は、小学校教員を16年間経験したささTさんに、学校でランドセルがどのように使われているのか、色によるトラブルや高学年での変化、機能や容量について聞きました。
今回お話を伺ったのは、ささTさん
小学校教員として16年間勤務し、現在はYouTubeで小学校の実情や教育にまつわる情報を発信しています。
ご自身も小学生のお子さまを育てる保護者として、今回は教員と親の両方の視点から、ランドセルについてお話を伺いました。
YouTubeチャンネルはこちら https://www.youtube.com/channel/UCrZ2BUCFMa2feSOpJ1SUYlw
✅ 今日のポイント
ランドセルの色が原因のトラブルは、学校ではそれほど目立っていない
珍しい色を「かっこいい」と受け入れる子もいる
高学年になって好みが変わっても、ランドセルはそのまま使い続ける子が多い
自分で選んだものを、途中で好みが変わっても使い続けることにも意味がある
親だけで決めるのではなく、子ども自身が納得して選べる形が大切
機能が違っても子どもは工夫して使うが、容量が大きいと便利な場面もある
🎨 ランドセルの色でいじめられることはある?
今はランドセルの色やデザインが増えています。
男の子が赤やピンクを選んだり、女の子が黒やネイビーを選んだりすることも珍しくなくなりました。
その一方で、「目立つ色を選んだら、学校で嫌なことを言われないかな」と不安になる親御さんもいます。
ささTさんによると、教員として学校で子どもたちを見てきた中では、ランドセルの色を特別気にすることはあまりなかったそうです。
珍しい色のランドセルを見て、「それ、かっこいいじゃん」「珍しくていいね」
と、むしろ好意的に声をかける子もいます。もちろん、すべての学校・すべての子どもにトラブルがないとは言い切れません。
少なくとも、ささTさんが教員として子どもたちを見てきた中では、先生がランドセルの色だけを見て、「この色だからトラブルになりそう」と特別に警戒することはなかったそうです。
👧 ランドセルではなく、見た目をからかう行為そのものが指導の対象
色について何か言われる可能性が、まったくないとは言えません。
ただ、誰かの持ち物や見た目をからかう子は、ランドセルだけを理由にするとは限りません。
たとえば、
男の子がピンクの服を着ている
女の子が短い髪型をしている
周りと違う持ち物を使っている
など、別の部分を取り上げることも考えられます。
大切なのは、どのような理由であっても、人の好みや見た目をからかうことはよくないと、周りの大人が伝えていくことです。
ランドセルの色自体が悪いのではなく、からかう行為に対して指導していく必要があります。
🌈 今の子どもたちは色や個性に寛容?
ささTさんが道徳の授業でジェンダーについて扱った時、子どもたちは大人が思っている以上に、さまざまな考え方を自然に受け入れていたそうです。
私たち大人が子どもだった頃と比べて、今はテレビや日常生活の中でも、多様な考え方に触れる機会が増えています。
制服も、性別にかかわらずスカートやパンツを選べる学校が増えてきました。
そのため、子どもたちにとっては、「男の子だからこの色」「女の子だからこのデザイン」という考え方が、大人ほど強くない場合もあります。
ランドセルも、性別だけで色を決めるのではなく、好きな色を選びやすい時代になっていると言えそうです。
👪 子どもの好みだけで決めればいい?
子どもの好きな気持ちは大切です。
ただ、年長の子どもが見ているのは、基本的には今の気持ちです。
「この色が好き」「これを背負いたい」「これが一番かわいい」という気持ちはわかっても、
高学年になった時にどう感じるか
周囲から何か言われた時にどう感じるか
6年間使いやすいか
まで見通すことは難しいと思います。
そのため、子どもだけにすべてを任せるのではなく、大人が先のことも考えてアドバイスすることは必要です。
子どもの気持ちと、親の考えが重なるものを家族で選ぶ。
それが、親子で納得しやすいランドセル選びにつながります。
🎒 高学年になるとランドセルを嫌がる?
ランドセルは入学前に選び、6年生まで使います。
6歳から12歳までの間には、体も気持ちも大きく変化します。
そのため、「高学年になったら、選んだ色を嫌がるのでは?」「かわいいデザインに飽きて、使わなくなるのでは?」と心配になる方もいます。
ささTさんは5・6年生を担任することが多かったそうですが、ランドセルを嫌がって使わなくなる子は、それほど見かけなかったとのこと。
好みが変わり、「1年生の時はこのキャラクターが好きだったんだよね」と話すことはあっても、それだけでランドセルを使わなくなるケースは多くないようです。
🔄 ランドセルを途中で買い替える子はいる?
ランドセルを途中で使わなくなる子が、まったくいないわけではありません。
ただ、kodomoni.で買い替えの相談を受けるケースでは、色やデザインよりも、
ランドセルが壊れた
リュックタイプに替えたものの、体が痛くなった
実際に使う中で困りごとが出てきた
といった理由が多い印象です。
色やデザインが嫌になったことだけを理由に、ランドセルを買い替えるケースはあまり多くありません。
🎒自分で選んだものを使い続けることにも意味がある
ランドセルは、6年間使うものです。
その間に好みが変わったり、「今なら別の色を選ぶかも」と思うことはあるかもしれません。
ただ、好みが変わったからといって、すぐに買い替えるのではなく、その時に自分で選んだものを最後まで使い続けることにも意味があると思います。
自分で選んだものを大切に使うこと。途中で気持ちが変わっても、すぐに手放さず使い続けること。
それは、物を大切にすることや、自分の選択に向き合うことを学ぶ機会にもなります。
そのためには、最初から大人だけで決めてしまわないことも大切です。
親が一方的に選んだランドセルでは、後から子どもが「自分で選んだものじゃない」と感じてしまうことがあります。
大人が先のことを考えて候補を整理しながらも、最後はお子さま自身が「これにする」と決められる形を作る。
そうすることで、途中で好みが変わった時にも、「自分で選んだ大切なランドセルだから、最後まで使おう」
と親子で話しやすくなります。
💬 「自分で選んだんだから使いなさい」だけで終わらせない
万が一途中で気持ちが変わっても、「あんたが選んだんでしょ」と突き放して終わらせず、使い続けられるように支えることも必要です。
「お母さんも今でも素敵だと思っているよ」「今もよく似合っているよ」「一緒に選んだ大切なランドセルだから使っていこう」と寄り添えると、子どもも受け入れやすくなります。
📦 ランドセルの機能によって学校生活は変わる?
ランドセル選びでは、
フックの数
ポケットの形
タブレット収納
容量
中の仕切り
など、細かい機能も気になります。
学校で子どもたちを見ている中では、特定の機能がないことで、極端に困っている様子はあまり見られなかったそうです。
今は置き勉が認められ、すべての教科書やノートを毎日持ち帰らなくてよい学校もあります。
子どもたちも、与えられたランドセルの中で荷物の入れ方を工夫して使っていきます。
📚 容量が大きいと便利な場面はある
外から見たランドセルの大きさは大きく変わらなくても、中の仕切りやポケットの作りによって収納量は違います。
実際には、「周りの子のランドセルにはお道具箱が入るのに、自分のランドセルには入らない」と困ることもあります。
また、長期休み前に計画的に荷物を持ち帰れなかった子が、ランドセルの外側にたくさん荷物をつけて帰ることもあるそうです。
子どもは工夫して使いますが、
荷物が多い学校に通う
できるだけ手荷物を減らしたい
お道具箱や水筒も中に入れたい
という場合は、容量の大きいランドセルを選ぶと便利です。
🧑🏫 ささTさんの子育ては?元教員でも、子どもの好みと将来の間で迷う
ささTさんのお子さんも、ランドセルを選ぶ時には赤いランドセルを希望したそうです。
最終的には、黒をベースに赤が入ったランドセルを使用しています。
また、習字セットはブラックサンダーのデザインを選び、「6年生になった時も本当にこれでいいの?」と思いながらも、本人の気持ちを尊重して選んだとのこと。
元教員であっても、
子どもの今の好みを大事にしたい
将来、嫌にならないか心配
大人として先のことも伝えたい
という点では、ほかの家庭と同じように迷います。
完全な正解を探すのではなく、親子で相談しながら納得できる形を見つけることが大切です。
✨ ランドセルは小学校生活の特別な道具
ランドセルは、小学校生活の6年間を一緒に過ごす道具です。
卒業後も捨てずに取っておく子や、兄弟で受け継いで使う子もいます。
毎日使うものだからこそ、傷がついたり、少し乱暴に扱ってしまったりすることもあります。
それでも6年間使い続けられる丈夫さがあり、卒業する頃にはその子だけの思い出が詰まっています。
ささTさんも、ランドセルは小学校で使う道具の中でも特別なものであり、愛着を持って大切に使ってほしいと話していました。
📝 まとめ
学校では、ランドセルの色を理由にした大きなトラブルはそれほど目立っていない
珍しい色を、子ども同士で「かっこいい」と受け入れることもある
からかいが起きた場合は、ランドセルではなく、からかう行為を指導することが必要
高学年になって好みが変わっても、そのまま使い続ける子が多い
子どもの気持ちを大切にしながら、大人も先を考えて一緒に選ぶ
最後は子ども自身が「これにする」と言える形を作る
機能が違っても工夫して使えるが、荷物が多い場合は大容量が便利
ランドセルは、小学校生活の6年間を一緒に過ごす特別な道具
❓よくある質問(FAQ)
Q. ランドセルの色でいじめられることはありますか?
A. まったくないとは言い切れませんが、ささTさんが教員として見てきた範囲では、ランドセルの色を理由にしたトラブルは目立っていません。珍しい色を「かっこいい」と好意的に受け止める子もいます。
Q. 男の子が赤やピンクのランドセルを選んでも大丈夫ですか?
A. 今の子どもたちは、色やジェンダーに対して大人が思う以上に寛容な場合があります。ただし、お子さまの性格や、目立つことを本人がどう感じるかも考えて、親子で話し合うことが大切です。
Q. 高学年になるとランドセルの色を嫌がりませんか?
A. 好みが変わり、昔好きだった色やデザインについて話すことはありますが、それだけでランドセルを使わなくなるケースは多くありません。見た目を変えたい時は、ランドセルカバーを使う方法もあります。
Q. ランドセルは子どもに自由に選ばせるべきですか?
A. 子どもの気持ちは大切ですが、6年間の使いやすさや将来のことまで考えるのは難しいため、大人のアドバイスも必要です。親子で候補を整理し、最後はお子さま自身が納得して選べる形がおすすめです。
Q. ランドセルは大容量を選んだ方がいいですか?
A. すべての子に必須ではありませんが、荷物が多い学校や、手荷物を減らしたい場合には便利です。ランドセルは外寸が似ていても、仕切りやポケットによって収納量が異なります。 💖 ランドセル選びでお悩みの方はkodomoni.へご相談ください
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