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本革と人工皮革、結局どっち?ランドセルの素材を徹底比較|失敗しないランドセル選び方講座2027年度入学者向け④

  • 執筆者の写真: マツコ
    マツコ
  • 24 時間前
  • 読了時間: 4分

こんにちは。ランドセル専門店 kodomoni.🎒のマツコです。

「やっぱり本革?でも重そう…」「人工皮革は安っぽい?」――素材の悩み、尽きないですよね。

今日は毎年たくさんのご家族のランドセル選びをお手伝いしている立場から、素材選びの要点だけをやさしく整理します。


今日のポイント ✅

  • 重さだけで本革を諦めなくていい! 本革1,500g前後/人工皮革1,200g前後でも、差は約300g。体に合うか(フィットするか)の方が体感に影響する。

  • 向き・不向きは価値観で決まる。 本革=“手入れして育てる/リメイクしたい”派。人工皮革=“手軽さ/装飾・価格重視派。

  • 傷や耐久性は6年間の使用に大差なし。 ただし10年超やリメイクまで見据えるなら本革のほうが◎


まずは「重さ」の悩みを解消 💡

  • 人工皮革:約1,200g

  • 本革:約1,500g

    → 差は約300gでペットボトル1本未満。そして体に合えば、「軽いはずなのに痛い」「重いのに楽」が起こります。“軽さ=楽”とは限らないんです。


どんな人がどっちを選びやすい?🎯

本革を選びやすい人

  • 素材の経年変化(味)を楽しみたい

  • 食育や・手入れをして長く大切に使う文化を伝えたい

  • 卒業後にリメイクして使いたい


人工皮革を選びやすい人

  • 手入れは最小限がいい(気兼ねなく使わせたい)

  • 刺繍・反射材など装飾を楽しみたい

  • 価格は抑えたい(同条件なら人工皮革が安くなりやすい)


6つの比較ポイント📚

1) 傷と経年変化

  • 本革:傷も“味”。使うほど表情が出る。

  • 人工皮革:届いた日がいちばん綺麗。傷は基本傷としてしか認識されない。


2) 手入れ・水への強さ

  • 人工皮革:汚れたら中性洗剤+雑巾でゴシゴシ拭ける。日常はメンテ不要

  • 本革:水・乾燥に弱いので年1回程度の保湿クリームや、濡れたら拭くなど簡単なケアがあると長く綺麗に使える。


3) 強度(傷のつきやすさ・耐久性)

  • 日常使用の強度は大差なし

    • 本革=ハリで衝撃を跳ね返す

    • 人工皮革=伸縮性で衝撃を吸収

    • 例外:特殊な人工皮革は傷に強い/コードバンは傷が広がりやすい など素材差あり。


4) 耐久年数とリメイク適性

  • 6年間の使用:どちらも問題なし。

  • その先本革は手入れ次第で10年以上使用可能人工皮革は8〜10年あたりから加水分解の可能性が出てくるため、使うリメイクは本革向き


5) デザインの自由度

  • 人工皮革刺繍・反射材・細かな装飾が得意。

  • 本革:大ぶりの貼り合わせ・ステッチは可。ただ細かい装飾は苦手

  • カラーは素材ごとに選択肢が違うため、どちらも選べると選択肢が広がる。


6) 価格

  • 同条件で素材だけの違いであれば本革が約1万円高くなる。

  • ただし装飾・機能の組み合わせ次第で人工皮革が高くなるケースも。


「数字に出ない価値」の話 🫶

  • 本革:食用動物の革を活かす命の循環に触れられる。手入れして長く使い、最後はリメイク…という物を大切にする体験がランドセルを通して得られる。

  • 人工皮革とにかく手軽。近年はリサイクル素材など環境技術も進展。毎日の実用性を重視する家庭に合う。

どちらが正解ではなく、ご家庭の価値観で正解は変わる。

まとめ📝

  1. どんな使い方をしたい?例:手入れしてリメイク→本革/気楽に毎日→人工皮革

  2. 装飾の要不要は? 細かな刺繍・反射材が必要→人工皮革

  3. 必ず“背負い比べ”でフィット感の確認を。 重さより体への合い方が負担に影響します。


どちらの素材も正しい/間違いはありません。“ご家庭の価値観 × お子さまの使い方”で選んでください。実物の背負い比べで体に合うかを確かめる――これがいちばんの近道です。


よくある質問(FAQ)❓

Q. 本革は重いからやめた方がいい?

A. 重さだけで諦める必要はありません。 差は約300g。フィット感が合えば体感は大きく変わります。


Q. 手入れが不安です。

A. 人工皮革は基本ノーメンテ。汚れは中性洗剤で拭き掃除でOK。本革は年1回程度のクリーム+濡れたら拭く程度で十分。


Q. リメイク前提なら?

A. 本革がおすすめ。 手入れ次第で10年超使え、使えるリメイクに向いています。


Q. 価格差はどれくらい?

A. 同条件なら本革が約1万円高くなりやすいですが、装飾や機能しだいで逆転もあります。


💖 ランドセル選びでお悩みの方はkodomoni.へご相談ください

kodomoni.では、一人ひとりに合ったランドセルを見つけるために、フィッティングやカウンセリングでランドセル選びのお手伝いをしています。

kodomoni.オリジナルブランド「グレイスボヌール」では、先輩ママの声と専門店の知識をもとに、使い勝手や背負い心地にこだわったランドセルを販売しております。

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